台湾旅行記〜観光

旅行記もこれで最後。一応、観光もしたので。

最初は九份。映画の舞台にもなったらしい、歴史を感じる町並み。山がちなところにあって、町を貫く階段が特徴的。町中を彩る提灯が、味があってよい。メジャーな観光地のようで、日本人もたくさん見かけた。この日はものすごい霧で、ほとんど真っ白。本当は、とても美しい風景なんだそうだ。そのうち、数メートル先まで見えなくなった。


金瓜石は九份から少し行ったところ。かつては金鉱の町で、当時使用した施設跡がみられる。上の写真はトロッコ跡。日本統治時代のことだったため、町には日本家屋も見られる。さらに、山には神社もある。にしても、黄金神社とは、また何ともスゴイ名前をつける。


基隆から少し行ったところに、マッシュルーム型の岩がたくさん並ぶ地形がある。海水による浸食と、化学反応で、頭だけ大きくて、首が浸食された奇形の岩ができあがるんだそうな。何とも怪しい。この辺りの地形は、斜めに傾いていて、どうも斜めに隆起したように見える。いろいろと変なところ。

中でも人気は、この女王頭。クレオパトラとも呼ばれるこの岩は、まるでクレオパトラのような形をしている。・・・特定の方向から見ればね。

少し、別の角度から見るとひょっとこに見えるなんて口が裂けても言えない。ちなみに、「クレオパトラ」に見える撮影ポイントには足形が書いてある。そこを通り過ぎたら振り返ってはいけない。決して・・・。


道が広いのは町中だけではない。台北大学の道幅は、北大を思い起こさせる。それより広かったかも。町中の原チャリ集団とは対照的に、大学構内は自転車がたくさんいる。というか、自転車しかいない。多分、入っちゃダメなんだと思うが、町中の自転車の少なさに比べると印象的だ。

図書館。超きれい。広いし、きれいだし。激しく負けた気になる。そして、いちゃついてる学生の多いこと多いこと。激しく(略


総統府。昔の、台湾総督府だ。夜にはライトアップされる。周りには何人もの監視員がいて、写真をとったり、前を通ろうとするとじろじろ見られる。いや、いいけど。別に。午前中は中に入ることもできるはずだったのだが、少し遅かったようで断られてしまった。残念。


中正紀念堂台北市内の中正紀念公園の中にある。蒋介石を偲ぶために作られた公園だそうで、これもまたものすごく広い。話によると、朝には太極拳をやる市民がたくさん集まるんだそうだ。公園の中にある石のテーブルには、将棋の盤が掘られていて、そこでおじさん達が将棋をしていた。そういうのあるんですね。中の建物は、夜になるとやはりライトアップされてきれい。