世界基準

Visio をつかう積極的な理由は別にないんだ。パワポで作図してたら発狂しそうになったので、研究室にライセンスの余ってた Visio を使ったら割りとよくできてるなと。イラレが余ってればそれでいいし、それがいいし。

ポスターを印刷しなくてはしなくては、で印刷所に行ってみる。A0 なので、研究室のプリンタじゃ印刷できないので、大型の印刷機がある業者に頼まないといけないわけだ。「Visio なんですけど、大丈夫ですか?」「は? なんやねん、そのソフト(意訳)」 印刷業界は依然 Adobe が覇権を握っている。やはり業界標準イラレ。Micrsoft の Visio が、そういう意味でマイナーなのは知っていたが、その存在すら知られていないとは思わなかった。思えば何でもかんでも Microsoft になったのは、割りと最近だよねぇ。しかし、すると Visio の存在意義ってなんだ? パワポや Word は受け付けるのに、Visio はダメというのが納得いかない。「SVG とか EMF とか WMF でも吐いたんだすけど」「は? なんやねん、その形式(意訳)」 意地はらないで、EPS とか PS とか PDF でエクスポートしろよと。さすがに、SVG は読めると思ったのが甘かった。やぱり、第3の機関が標準を作らないといけないのかねぇ。SVG はそうじゃないのか? PDF で持って行けばよかった・・・。

標準規格を特定の会社が作ると、その業界で俄然優位になるようだ(なるんだろう)。そのため、各社が覇権を争っている。VHS と Beta とか。古いな。Suicaedy とか。イオカードパスネットとか。次世代 DVD 規格もかなりもめてるらしい。我々ユーザーや、それを仕事とする会社(ここでは印刷会社)からすれば、ぐだぐだしてないで1個にまとめろと。こういうのは、世の中の流れをひどく阻害する。

「そこに PC あるんで、編集してクレや。金取るけどな(意訳)」 イラレで半分くらい読めたファイルがあったのだが、なぜかいろんなところが破損している。1時間くらい修正して提出。いろいろこだわった部分が全部ぱぁだが、致し方ない。しかし、受けとれるようになるまで半日くらいかかるのかと思ったが、2時間で印刷完了とはスゴイね。スゴイ便利。まぁ、別の印刷所に持って行くんじゃなくてその場の印刷機でその場でやるから、時間かかる理由はないのだが。

あとで受け取りにいったら、すごくきれい。元の仕事に比べて、3倍くらいすごそうに見える。金かけてもちゃんと印刷した方がいいねぇ。A0 1枚、1万円するけど。