ACM/ICPC 2006 Asia Regional Contest

帰ってきましたよ。みなさん、結果知ってるかもしれませんが・・・。

全体で 9 位、日本チームで 7 位、学内 4 位(4 チーム中)の結果でした。Makegumi と 4 分差! 全体的に問題が難しくて、終盤になっても某1チームを除いて風船がほとんどあがらなかったみたい。


今回の問題セットの印象。ちゃんとした答えを知らないんですが、探索問題(Dijkstra、幅優先、A*)が多かったような気がする。たぶん。いや、解答が分からない。

開始直後、設定変更 → .emacs 編集。で、A が簡単らしいので、そのまま着手。ちょっとミスったが、すぐ修正で1問目。次に B が簡単そうと言われるが、いい方法が思いつかないので、少し考えてパス。ohkura が C に着手している間に他の問題を聞いて、D はふつうに DP すれば終わりそうだったので、紙に書く。残りの問題もざっと聞く。E は明らかに難問。F がそこそこ行けそうだけど、よくわからない。SRM を思い出す。G は難しそうらしいのでパス。H は CFG。I は聞いてもない(ぉ
ohkura がデバッグする間に、D を解いて2問目。ここでも一度ミスして時間ロス。やっぱり紙デバッグは辛い。F をちょっと考えるけど、自明な方法は見つからず、やっぱり B。4日前に作ったライブラリを使うときが! 条件が何となく分かったので実装したら、交点がおかしい。よく見たら印刷したライブラリの逆行列が間違ってるよ・・・。ぐだぐだ。実は、問題文をよく見ると交点を使え(意訳)と書いてある。3問目。ここで、F か H か迷ったが、やはり CFG を解かずして(略。相互再帰で、2段階に DP する方法で行けそうだったので、実装。デバッグして、残り1時間くらいのところでサンプルが通って、Submit! 4問目!と思ったら、WA。丁寧に見直したけど、間違いらしい間違いがないので、問題を勘違いしているか、無限ループの条件を間違えてるか。ずっと見直し。この間にようやく C が通って、4問目。残りの時間で H の問題に罠がないか調べるが見つからず、そのまま TimeUp。

うーん。もう1問は解きたかった。H は kitsune- と解法が違うので何ともいえないが、ダメだった入力が知りたいねぇ。まわりのはなしを聞く限り、H ではなく G を解くのが Kachigumi だったらしい。審判団は F が簡単という評価だが、いい方法が思いつかない。A* ? C は hash_map (なり配列なり)つかってれば、さくっと行けてたかも。しかし、4分か・・・。

ディナーで OIT の人とはなしてたら、なんと分散オセロをやっていた! まさか ICPC きて、並列 MTD(f) とか、FFO #40 なんて単語を聞くとは思わなかったよ。50 万棋譜計画と書かれた 300 万棋譜も使ってたみたいだ! やっぱりライセンス料を(略 そういや、論文とか書”かれる”とき用に、出典まわりをちゃんとしておいた方がいいんだろうか。

飲み会で一緒のテーブルになった人が、なぜかみんな言語処理や Web データ処理、人工知能といった方面の人ばかりだった! まさか ICPC きて、パーザーの精度とか、tf-idf なんて単語を聞くとは思わなかったよ。ウチの学科だと言語処理は異端扱いされてるわけですが。

fujita と ohkura おつかれ。3年間つきあってくれてありがとうございました。これで ICPC はホントに最後。練習不足感は否めなかったけど、こんなもんかな。今後はちょくちょく TopCoder でもやります。来年は ICFP の大会とかも出られるといいね。