デジカメの顔検出

電車にあったデジカメの広告に、顔検出技術〜みたいなことが書いてありました。画素数争いに飽きたのか、実は画質あがってないことがばれたのか知りませんが、「新技術」で差別化を図っているようですね。先日、理1時代の友人と飲む機会があって、ちょうど友人のもっているデジカメに顔検出機能があったので、その場にいた画像処理系の友人にあの辺りどうなってるのかで盛り上がりました。正しい理系の酒の飲み方(違


ところで、この検出能力はいかほどなものか気になるところ。その場にあったおしぼりの上に枝豆ばらして顔を作ると・・・・。おぉ、「顔」らしい。どこまで「顔」なのかやったところ、枝豆の空3個を目、目、口にしても「顔」らしい。目のバランスを崩して、ようやく「顔」じゃなくなった。曰く、目の辺りと口の辺りの素性が効いてくるらしい。逆に、髪型は様々なのであまり影響なく、実質的には目と口が暗いと「顔」になってしまうそうな。適当な物でもわりと誤検出してしまうのだが、実際にカメラを使ってみると、意外と false positive が少ない。世の中「顔っぽい」物が、案外少ないんからなんだろうか。

顔検出なんてしてどないすんねんと思ったが、ピントや露光調整なんかに使っているようだ。なるほど。手ぶれ補正、顔検出ときて次は何をするのか。