中国 GP

前回の日本 GP が終わってもう決定的かと思われた GP は、雨でも降ればという淡い期待に台風という形で応えてくれた。本降りになるか晴れるかという選択の中、予選で軽かった上位陣にタイヤ選択で決定的なミスを伴う危険と期待をはらんでいたが。

ハミルトンファン以外の全ての F1 ファンが望んでいた結果!(いいすぎ?) ハミルトンは中盤で明らかにペースダウン、タイヤにダメージを受けているのを確認した時点ではそれでも5番くらいかなぁとおもっていたが、ピットレーンで滑ってリタイヤとは。これで最終戦に持ち越しだが、依然としてハミルトンが本命なのは変わらないだろうな。ライコネンの優勝が厳しいのは相変わらずとしても、彼の走り如何でアロンソが勝つかもしれない。

あとから思い返してみれば結局雨は本降りにならず、早々とドライにかえたチームが勝ち組で、最初のピットが早くて、そのままウェットをはき続けた上位陣は総じて損をしたようだ。とりわけ、ドライにかえてそのまま1ストップで走りきったヴェッテルがすばらしい。日本 GP から俄然注目度 UP ですよ。彼がいい走りをするたびに、「雨のレースではドライバーの実力勝負になりますから」と右京さんも絶賛。来シーズンはどこで走るんだろう。