プリンタと技術革新

世の中は日々技術革新しているのであります。Blue Ray でなくとも、地上波デジタルでなくとも、有機 EL でなくとも、技術者は地味に技術を磨いているのであります。ですから、ものを大切にする精神はすばらしいですが、10年前と現在の商品が同じ性能ということはあり得ないのです。

来月の年賀状印刷の時期を前に、赤インクが全く出なくなった古いプリンタを買い換えることにしました。もう2年もカラーインクの出が悪くて、だましだまし印刷していたのですが、もう限界。今度は CANON にしてみようということで、iP 2500 を買いました。私も一人暮らしを始めるので、実家でプリンタを使う頻度がさらに減るだろうと見越して、安物買い。7000 円。今日届いたのですが、使ってびっくり。は、はええ。体感3倍くらい。「ふつう」で試験印刷しましたが、速度も画質も以前以上。今までなんだったのか・・・。もう何年も大学やバイト先でのレーザーに慣れてしまい、インクジェット=遅いと盲信していましたが、どうやらそれも過去の話になってしまったようです。目詰まりしたプリンタをだましだまし使っている、私のような貧乏性のものを大切にする方も、早めの買い換えを検討してはいかがでしょうか。