2つの発表

今日は Google の講演会があった。内容は Google Maps API などの APISDK の使い方に関するもの。開発者が直接来て講演。内容は半分くらい知ってたし、単に使い方なので気軽に聞ける。それに、向こうもそれが目的じゃないだろう(?)。作り方や見せ方がうまいと思わせるものがあったのと、それ以上にいいよどみのない発表がなんかすごい。欧米人はみんなそんな感じなんだよねぇ。終わったあと、「Google Maps API でこんなのつくりましたよぉ、うはは」みたいな雑談。

そのあと、Binary 2.0 Conference があるよということで、ネット中継。ネタネタしい発表と硬派な発表が顕著に分かれた。まぁ、主に前者の方がうけるわけですが。

2つ見て思うのは、欧米人は主にトークが主体でスライドはほとんど使わない。ウケをとるのもジョークを使う。日本人はスライド主体で基本的に発表はスライドの解説をする。ウケをとるのはスライド中の絵やアニメーションが多い。高橋メソッドなんかは顕著な例だ。どちらがいいのかは難しいですね。どちらにしろ、学術的な発表の場合、数式やら手法やらたくさん出るわけで、トークだけで切り抜けるのは難しいか。