異文化交流

最近研究室の一部界隈で語学、というか中国語が流行っているらしく、まぁはなしを聞いてみると語学マニア率が異常に高いようです。IS 的には非常に不健全ですが(ぉ、T 研的には健全なんだろうなきっと。それもこれも、最近外国人比率が非常に高く、10 人くらいで夕飯食べに行ったら半分が外国人でした。なんだこれは。

さて、語学もいいですけど、外国の歴史と文化に対して非常に無知だというのがここ数年気になっていました。中高の歴史教育はおかしいみたいなはなしを、隣人とたまにしていたのですが、人のせいにするのもあれなので、どこかでさらっと勉強しようと思っていて読んだのがこの本。


日本にいるととかく宗教に対して negative なイメージがつきまとうのですが、そういうのを払拭するべく宗教まわりの本を読もうと思っていました。それから、中東まわりの情勢が緊張下にあるわけですが、彼らの主義を理解したり事件の背景を知るにも必須かなぁと。

この本ではイスラーム社会とイスラーム教との関係について、非常に基本的なところから解説していますが、どれも全く知らない知識ばかりでした。例えば、シーア派スンニ派の違いとか、非常に厳しい戒律とか。いや、高校のとき習った気がするなぁ。全く覚えてねぇ。内容が内容なので、もう 2 回くらい読まないとちゃんと身にしみないような気がしますが、私たちと全く違う判断基準と考え方をもっていることは少なからず伝わってきます。