Powerset のデモを使ってみました

Sinup しておいたら今月中旬にデモを使ってねメールが来たのをさっき思い出したので、あわててつかってみました。知らない人のために書くと、自然言語処理を駆使して情報検索(というよりは質問応答に近いかも)をやるんだという、今一番熱いベンチャー企業。ところで、メールの署名に Mark Johnson ってあったんだけど、別人だよね・・?

軽く見た感じでは、クエリのタイプがいくつかに限定されているようですね。Who won XXX ? の XXX だけ入力するみたいな感じ。こういうやり方は実は好きで、何でもかんでも自然言語でクエリを書いて、クエリタイプの解析に精を出すくらいなら、最初からテンプレート用意しても「ユーザーサイドの使いやすさ」はなんにも変わらないと思う人です。検索対象は(現状では)Wikipedia のみのようで、検索結果を見ると具体的に YYY win XXX となるような文章を見つけてきているようです。つまり、受け身や関係代名詞、意味上の主語の解消、あるいは照応解析などをやっているんだろうと予想。つまるところ、どうなのかというと、MEDIE で対抗と(ぉ

クエリが QA 的なものに限定されているのは、構文解析の結果は QA のような検索タスクにしか有効に働かないんだよということを、暗に示しているような気がしてなんともアレです。